【米国 流行封じ込めのため中国へ新型コロナワクチンの提供を提案】(米中関係)

(2022年12月21日 VOAchina HP)

・米国は12月20日、新型コロナの急増を食い止めるため中国とワクチンを共有することを提案し、流行を封じ込めることは世界の利益になるとした。
・中国政府が「コロナ外交」に大量の資金を投入し、自国のワクチンを世界中に出荷していることに鑑み、中国政府が中国の度重なる敵である米国の提案を受け入れる可能性は低い。
・「中国にこの新型コロナを封じ込めさせることは、中国のみならず、国際社会の継続的な経済回復にとっても重要なことなのである」と国務省のネッド・プライス報道官は述べた。
・WHOは6月、中国で製造されたシノファーム社のワクチンは、2回の接種で新型コロナの感染予防と入院治療での有効性が79%、当該ワクチンの効果は約95%だったと発表している。

(記事原文)
https://www.voachinese.com/a/covid-us-china-vaccines-20221220/6885182.html