3月に入り、気温が上昇し続け、最近では-2~12度前後になっています。北京は一年間において一番過ごしやすい時期に入ってきています。今週は北京市内の様子等をご紹介します。
「西四」周辺の様子です。ここは明の時代から商店街になって繁栄し始め、今でも伝統的な服や食べ物、お茶等を販売する商店等がたくさんあります。
国貿(東3環路)周辺の様子です。ここにはたくさんのオフィスビルが集まっていて、朝晩は地下鉄が非常に混んでいます。また、マスコミの報道によると、コロナ以来、北京市内ではほとんどのオフィスビルの空室率が上昇し、経営が苦しくなっているそうです。国貿周辺のオフィスビルも影響を受けましたが、立地条件やサービス、長年の評判等に恵まれて、他のところに比べればまだ良い方だそうです。貝殻研究院のデータによると、この周辺の銀泰センター、嘉里センター、SKビル、国貿ビル3期は2020年度(2021年度はまだ未発表)の入居率はそれぞれ95.9%、95.4%、94.1%、92.5%でした。
軍事博物館(正式名称は中国人民革命軍事博物館)の内部の様子です。天安門の西の長安街延長線上に位置し、陳列面積は6万㎡近くで中国初の総合軍事博物館です。館が所蔵する文化財には飛行機、大砲、艦船、ミサイル、銃器などが含まれています。実物のものが非常に多いので、子供の間では人気が高いです。身分証明書があり携帯を通じて事前に予約すれば、無料で入場できます。下図は実物の戦闘機や大砲等の展示ルームの様子です。
また、北京においてはコロナ対策は依然として厳しく、飲食店等の従業員は定期的にPCR検査を受けなければならないそうです。下図はあるデパート内の飲食店従業員がPCR検査を待っている行列です。関係者の話によると、ここの店は10日間おきにPCR検査を実施するようです。
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