【北京だより】11月12日号

11月7日は二十四節気の「立冬」で、北京はこの日から冬に入りました。また、最近、全国各地でコロナ肺炎の感染者が増えていて、北京では第三回目のワクチン接種をどんどん進めています。今週は最近の雪景色やワクチン接種の様子等をご紹介します。

「立冬」の前日から寒気で気温が低下し、最低気温は-4度まで下がり、前日の昼間は雨で、夜は雪に転じました。統計データによると、1961年以来、北京の平均初雪日は11月29日で、今度の初雪は例年より20日間早かったそうです。下図は初雪の中の白塔寺の様子です。

初雪の後、強い風が連日吹き、樹木は急速に落葉してしまい、街頭では、柿の木には幾つかの柿の実が残っていますが、初冬の風景になりました。

 

最近、全国各地でコロナ肺炎の感染者が増えつつあり、北京では例えば北京に入るフライトの便数と鉄道の本数を減少する等、一連の対策を取りました。その内、ワクチン第三回目の接種が最も重要な内容で、本人所属の会社や住宅団地等を経由し、接種を薦めています。北京事務所の中国人スタッフも長富宮弁公楼経由で申し込んで接種を受けました。当日、接種する人が非常に多く、接種会場の外で40分ぐらい並びました。下図は接種で並ぶ長い列の様子です。

 

40分ぐらい並んで、ようやく書類にサインするところまで移動し、ここでワクチン接種の同意書(副作用等の説明あり)にサインし、それから10人ずつ接種会場の内部に呼ばれました。

 接種会場の内部に入って、担当医師から健康状況などを聞かれ、問題が無ければ医師がサインします。さらに、奥の係員のところで身分証を提示し、前回の接種より180日間経っているか否かを確認しなければなりません。180日間未満の場合、第三回目の接種は駄目だそうです。

 

各種の確認を経て、最後に接種室へ移動します。今回、接種室が七つあり、少し並ぶだけで終わりました。左腕で前2回と同じ国産メーカーのワクチンを接種しました。個人的な感覚では、前2回より痛かったです。結局、1週間ぐらい痛みが続きました。

 

接種後、観察室で30分間観察し、特に異常がなかったので、接種会場から事務所に戻りました。

 

以上