【北京だより】9月10日号

2021年中国国際服務貿易交易会(以下「服貿会」と略す)は9月2日から7日まで北京で開催されました。

今週はその様子をご紹介します。

今回の服貿会は国家会議センターと首鋼園の2か所に会場を設け、153カ国(地域)より合計12,000社が出展しています(オンラインと現場出展を含む)。出展社数は昨年より4,500社増えています。

 

下図は首鋼園会場の入り口の様子です。コロナ対策で、入場客に対して体温の測定や北京健康宝アプリの確認等が要求されています。また、会議等重要なイベントに参加する場合、48時間以内のPCR検査陰性証明の提示も必要となります。

 

首鋼園会場はITや金融、旅行業、教育、体育、健康衛生等をメインに展示しています。また、首鋼園は本来、首鋼集団の工業跡地であり、来年の冬季オリンピックのために、公園のように整備され、園内はとても綺麗です。家族を連れて服貿会の見学に来ている人もかなり多いようです。

 

ある北京の旅行業の展示ブースの様子です。四合院の形でとても目立ちます。

 

日本館(ジェトロ)の展示ブースです(国家会議センター)。居酒屋の形にして、とても面白くてマスコミ等に広く報道されています。日本のお酒や陶磁器、キッチン用品、健康枕等の生活用品、化粧品等が展示されています。

 

具体的に言うと、今回、日本側の出展は、首鋼園会場にはメガ銀行3行、大和証券などと JNTO(日本の地方自治体関係)が出展し、国家会議センター会場にはジェトロ、キヤノン、エプソン、NECなど日系企業などが出展しているそうです。

 

また、日中投資促進機構北京事務所は服貿会期間中の「北京デー」と「大興辺会」等の首鋼園会場のイベントに参加しました。下図は会議現場の様子です。

以上

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