【北京だより】3月26日号

北京は今週、最高気温が21度にもなり、暖かくなってきています。コロナワクチンの接種事業も北京全市で大規模に推し進めています。23日(火)の朝、私も1回目の接種を受けましたので、その様子をご紹介します。

22日の午後、北京事務所所在の長富宮弁公楼経由で翌日午前中の注射を予約しました。23日は朝8:30から11:00迄が接種時間帯です。当日の仕事に影響しないように、朝早めに行く人も多いようです。私も朝早く家を出て、8時頃地下鉄を降りて、接種拠点に向かいました。下図は途中で通過した道端の柳の様子です。

 

8:20頃接種拠点に到着し、先ず受付台で個人情報を確認しました。

 

個人情報を確認した後、ワクチン接種室に移動しました。

 

ワクチン接種室に入る前に、まず「北京健康宝アプリ」で個人の健康情報等を確認します。問題なければ、接種室内部に入ります。

 

ワクチン接種室の入り口では、大きいスクリーンが設置され、入場者の体温を自動的に測ります。

 

その後、医師のところに移動し、アレルギーや熱、高血圧、薬等、健康状況に問題がないか再度確認し、問題なければ同意書にサインします。

 

同意書にサインした後、接種室に案内されました。名前を確認し、5秒で接種が終わりました。

 

接種した後、同意書に医師は接種時間を明記し、ボランティアより観察室に誘導されました。ここで必ず30分以上経過観察しなければなりません。30分後、携帯の「北京健康宝アプリ」から観察情報を登録し、また紙にも名前や観察時間を記入、サインした後、ここを出て事務所へ出勤しました。

 

今回受けたのは北京の地元産のワクチンで、個人の感覚では、少し痛みと怠さがあるだけで、大した副作用はなかったようです。28日後に2回目の接種を受ける予定です。

以上