【北京だより】7月17日号

今週は前門大街の様子をご紹介させていただきます。

前門大街は北京中軸線に位置し、明代(嘉靖29年、1550年)に作られ、最初は天壇等へ向かう皇帝の「御路」でした。明・清の時代から民国までは「正陽門大街」と呼ばれ、1965年に「前門大街」と名付けられました。

 

「正陽門」の様子です。正面向きは前門大街で、裏側は天安門広場です。

 

一部観光客はいますが、以前に比べてかなり減っています。

 

前門大街を走っている「铛铛車」(チンチン電車)は乗客がほとんどいなく、ガラガラです。

キユーピーマヨネーズの外装全面広告が目立ちます。

 

いつも大人気で、食事の時間になるといつも長い行列で人々が並んでいる全聚徳(北京ダック)と一条龍飯荘(シャブシャブ)も寂しい感じです。

一条龍飯荘は清代乾隆50年の1785年に創業し、1897年光緒皇帝がここで食事した後、「一条龍」と呼ばれるようになりました。

 

前門大街で代表的な鮮魚口美食街と大柵欄商店街の様子です。

 

現在真夏なのでアイスクリームだけは人気のようです。

 

以上