【北京だより】3月17日号

今週、北京は気温の変化が激しく、まさに「三寒四温」の時期で寒かったり暖かったりでした。偶には大風や黄砂もありました。その中で、柳が芽生え、浅い緑になり、春がこっそりとやって来ました。

先週末から今週にかけて、2回黄砂があり、翌日大風のおかげですぐ晴れましたが、黄砂が来るとき、空気が重度汚染で外出は大変でした。下図は黄砂時の建国門橋の様子です。

また、今週、建国門付近の明代のお城では、梅の花が満開を迎えて、第16回の梅花文化祭りが現在開催中です。下図の入り口から中に入れば、梅の歴史や植木鉢等が沢山展示されているそうですが、時間の関係で中に入って観賞することができませんでした。

お城の外側で各種の梅の花を観賞する市民も非常に多くて、下図のように、ピンク色の梅の木が一番多く、その中に白と黄色い梅が一部あります。この明代のお城に沿って千本余りの梅の木が植栽されており、朱砂、宮粉、玉蝶、緑萼などの品種が有名です。ここは北京市において梅の花の品種が最も多い梅の名所にもなっています。

最近、北京では甲型インフルエンザは流行のピーク時を迎えてきました。子供とお年寄りの感染者が多いそうです。下図は児童専門病院「児研所」の外の様子です。今週、子供の感染者がとても多いので、ここは終日、人がいっぱいです。予約しても2、3時間待たなければならないことが良くあります。

以上