【北京だより】11月11日号

今週の月曜日は二十四節気の「立冬」で、「立冬」の後、北京はだんだん寒くなってきています。夜の最低気温は既に零下まで下がり、部屋内の集中暖房も供給し始まりました。毎年の11月から来年の3月中旬までは集中暖房があり、北京市の料金水準は30元/㎡となっています。また、「立冬」の時期は、紅葉の最後の見ごろでもありますが、最近、北京市内のコロナ再発で遠いところまで見学できなくてとても残念に思います。下図は北京の世界遺産である「円明園」内の景色の様子です。紅葉が少ないものの、銀杏等もとても綺麗です。

最近、北京市内のコロナ感染者数は日に増して増加し、各種の防疫対策も続々と打ち出されています。レストランやデリバリーの従業員等特定の従業員及び一部の地域の住民に対しては毎日PCR検査を実施するようになりました。我が家のあるエリアも今週1週間連続で毎日PCR検査を受けています。下図は自宅付近で撮影した写真で、各PCR検査ブースでは毎日、朝から晩まで並んでいるようです。

また、10月末から「ダブルイレブン」のキャンペーンが始まり、北京市内までの郵便物はいつもより増えてきています。下図は自宅の団地外で撮影した写真で、深夜まで郵便物を搬送する配達員さんも多かったようです。特に防疫対策の影響を受け、配送の遅延もしばしば発生しています。

最近ずっと上がっている卵と豚肉の値段を抑えるため、北京市内の大型スーパーでは政府備蓄分を市場に投入しました。下図はあるスーパーの政府備蓄卵コーナーの様子です。普通の卵よりは値段が安く、500グラムで6.78元となっています。一般市民の中では人気高いようです。