この度、上海交通大学 季衛東 教授による「パンデミックを背景に法律と社会形態のインタラクティブ」について無料のオンラインセミナーが開催されます。
以下、詳細につきご案内いたします、ご興味のある方はぜひご参加ください。
<セミナー概要>
【日時】4月17日(金) 中国時間19:00~21:00 (日本時間 20:00~22:00)
【テーマ】パンデミックを背景とした法律と社会形態のインタラクティブについて
【場所】こちらのサイトにてオンライン開催
【言語】中国語
【費用】無料
【講師】上海交通大学リベラル学科資深教授 日本研究センター主任、中国法と社会研究院院長 季衛東氏
【講師略歴】
1983年 北京大学法学部を卒業後、日本に留学し、京都大学で法学博士号を取得
1990年 神戸大学法学部准教授に任命され、1996年に終身在職教授に昇進
1991年~1992年 スタンフォード大学ロースクールの客員研究員
2008年9月20日~2018年3月1日 上海交通大学法学部学長、教授
2009年、中国教育部より「長江学者」の名誉教授に選出
現在、上海交通大学のリベラル学科資深教授、日本の研究センター主任、中国法と社会研究所学部長
【セミナー概要】
この講義では、リスク社会、監視社会、ダウンサイジング社会の3つの理論的観点から、新型コロナウイルス流行の予防と制御モードを考察、特に中日両国の異なる対処方法を比較する。また同セミナーにおいては、季氏が大流行に伴う「自主隔離」や都市の「シャットダウン」のなか、新たな情報通信技術の貢献について分析し、検疫のデジタル化、行動監視の生物政治学、生活習慣のスマート化・オンライン化などの法律や社会秩序に与えるダイナミックな影響を分析する。季氏は、新型コロナウイルスの世界大流行に伴い、深刻な衰退や大不況が各国に影を落とし、ポストコロナ時代の経済的主権復活やブロック化の傾向がより顕在化していくと認識。東アジア諸国が制度化された協力効率により衰退から脱出し、国際秩序やグローバルルールを再建できるかどうかは、注目に値する歴史的なイベントであると提唱する。
【中国語原文サイト】