2016年4月20日(水)、今年度第1回となる「経営問題研究会」を『中国企業の対日投資について』と題して開催し、中国企業の対日投資や日中のビジネスマッチングにおける実績が豊富な㈱名南経営コンサルティングの小島成樹代表取締役副社長をお招きしてお話を伺いました。
・日時:2016年4月20日(水)14:30~16:30
・会場:日中経済協会会議室
・テーマ:『中国企業の対日投資について』
・講師:株式会社名南経営コンサルティング 代表取締役 副社長 小島 成樹 氏
・受講者数:33名
当機構は設立以来会員企業の対中ビジネスを支援する活動を行っておりますが、近年活発となっている中国企業の対日投資に対する会員の皆さまのご関心が高まっているため、日本企業としてこれをどう活用できるかという視点から理解を深める活動に、2015年度より取り組んでおります。
はじめに当機構事務局次長・角田裕哉より、2015年度に当機構にて調査した中国企業の対日投資動向について簡単にご報告いたしました。
続いて小島様より、1.中国から日本に進出した事例、2.中国企業が求めるもの、3.中国企業の日本におけるM&A実績、4.日本に資する対日投資分野、5.新しい合弁の形、6.自治体における誘致の取り組み、7.日系企業はこの機会をどう利用すれば良いのか? という流れに沿って、具体的な投資事例を交えて解説していただきました。
ご参加の皆様からは、「中国企業の対日投資の実態やニーズがよく分かった」「具体的事例があり飽きなかった」などご好評をいただく一方、「日系企業へのアプローチのルート、中小企業対象の動きも知りたい」などのご意見もいただきました。すべてのご意見は講師と共有すると同時に今後の活動の参考にさせていただきます。
お申込が多く会場が手狭となった点をお詫びいたしますとともに、ご参加の皆様ならびに講師の小島様には厚く御礼を申し上げます。