【2023年、中国の消費者市場は回復傾向】(その他)

(2024年2月11日 新華社HPより)

・2023年の消費財の小売売上高は前年比7.2%増の47兆1,495億元となり、過去最高。 第4四半期では前年同期比8.3%増となり、第3四半期から4.1ポイント上昇。
・商業・流通事業者は国民の消費ニーズの変化に適応、事業手段最適化、消費シナリオの統合など、新しい消費形態を実現。 特に、eコマースのライブストリーミングは活況を呈し急成長。
・2023年のサービス小売売上高は前年比20.0%増、1-11月期比0.5%ポイント増、第1-3四半期比1.1%増、伸び率は同期比14.2%増。特に文化・観光消費市場は大きく回復。
・国民の旅行意欲が高まり、文化観光市場(宿泊、飲食、交通、文化観光など)の消費が急速に成長。 全国の飲食業収入は前年比 20.4% 増加。内、12月の飲食業収入は前年同月比30.0%増加し、増加速度は11月より4.2ポイント増。指定規模以上の宿泊業の客室収入は通年で2桁成長を達成。
・オンライン小売売上高は前年比8.4%増加、前年比2.2%ポイントと急成長。消費財の小売売上高全体の27.6%を占め、前年比0.4%ポイントの増加を見込む。
・指定規模以上の実店舗の小売売上高は前年比5.0%増加し、回復傾向。コンビニエンスストア、百貨店、専門店、ブランドストアの小売売上高はそれぞれ7.5%、8.8%、4.9%、4.5%増加。
・国家統計局は、経済回復と雇用状況改善により、国民所得は安定した成長を維持すると予想。 引き続き、消費促進政策を導入し、市場の安定と消費回復促進に、積極的な役割を果たすとした。

【記事原文】
http://www.news.cn/fortune/20240211/acf1b44bc19f41a6a8a79748d4a11893/c.html