（2023年1月30日 商務部HPより）
・国家統計局のデータによると、全国のオンライン小売市場の売上高は2022年に13.79兆元に達し、前年比4%増。
・中でも実物商品の売上高は11兆9,600億元で、前年比6.2%増加し、社会消費財の総小売売上高の27.2%を占めた。
・主要なECプラットフォームより得られたビッグデータには以下のような特徴が確認できる。
１． 一部コモディティカテゴリーの売上高が2桁成長を達成。モニター商品18品目のうち、8品目の売上成長率が2桁成長。中でも、金銀等の宝飾品類、たばこワイン類はそれぞれ前年対比で27.3%、19.1%増加した。
２．北東部と中部地域の売上高はそれぞれ前年比13.2%と8.7%増加し、全国の成長率をそれぞれ9.2%と4.7%上回った。東部および西部地域の売上高は、それぞれ前年比で3.8%および3%増加した。
３．農産物も売上増。全国の農村部の売上高は2兆1,700億元に達し、前年比で3.6%増加。そのうち、農村部の現物商品の売上高は1兆9,900億元で、前年比4.9%増加した。農産物の全国売上高は5,314億元で、前年比9.2%増、成長率は2021年より6.4ポイント高かった。
４．越境ECが急速に発展。通関データによると、越境ECによる輸出入（B2Bを含む）は、2022年に2兆1,100億元に達し、前年比で9.8％増加。うち、輸出は1兆5,500億元で前年比11.7%増、輸入は0.56兆元で前年比4.9%増となった。
５．主要なECプラットフォームでのライブ放送の数は1億2,000万回を超え、視聴者数は延べ1.1兆人超え。紹介された製品は9,500万アイテムを超え、有効視聴者数は約110万人になりました。この勢いは今後も続く見通しであり、より多くの商品がより多くの家庭に届く事が予想される。
（記事原文）
http://www.mofcom.gov.cn/article/xwfb/xwsjfzr/202301/20230103380919.shtml