(2023年5月27日 商務部HPより)
・2023年5月25日~26日に米国デトロイトで第29回アジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易担当大臣会合が開催された。
・王文涛部長は代表団を率いて会議に出席し、多国間貿易システムの支持と持続可能で包摂的な貿易発展の促進に関する中国の立場を詳しく説明した。
・王文涛部長は、多国間貿易システムの支持はAPECの重要な伝統であり、現在のWTO改革は加速していると指摘し、 同時に、アジア太平洋地域の経済諸国は協力を強化し、実践的な成果を達成するために第13回WTO閣僚会議を推進すべきである。 主要な発展途上国として、中国は相応の貢献をする用意があると述べた。
・王文涛部長は、アジア太平洋地域は、成長、発展の可能性、経済の回復力において、常に世界経済の中で最もダイナミックな地域であるが、経済と貿易の発展は依然として多くの混乱と課題に直面していると述べた。
・また、持続可能で包摂的な成長の原動力としてのグリーン・低炭素開発とデジタル経済の原動力としての役割を十分に発揮し、政策交換と調整、技術支援と能力開発を積極的に行うと述べた。
・王文涛部長は同会議の他、会議期間中に中国と「デジタル経済パートナーシップ協定」加盟国との閣僚会議に出席し、米国、日本、韓国、オーストラリアなどの経済圏の大臣やWTO事務局長と会談し、関連する多国間経済・貿易問題について意見交換を行った。
(記事原文)
http://www.mofcom.gov.cn/article/syxwfb/202305/20230503412575.shtml