(2023年11月28日 中国政府網HPより)
・李強総理は11月28日、北京で開催された第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会及びグローバルサプライチェーンイノベーション革新的発展フォーラムの開幕式に出席し、基調講演を行った。
・グローバルな産業チェーンとサプライチェーンの協力を強化し、強固にすることは、すべての関係者の関心事であり、これらが安定し、継続的に深化するとき、世界のすべての国が利益を得ることをこれまでの歴史が証明し、逆に停滞するとき、世界のすべての国が苦しむことを李強総理は指摘した。
・中国は、世界の産業チェーンとサプライチェーンをより弾力的、効率的かつダイナミックなものにし、世界経済の回復と世界の発展と繁栄により大きく貢献するために、すべての関係者と協力することを望んでいる。
・李総理は産業・サプライチェーン関連の国際協力の深化について、次の4点を提言した。
1.安全で安定した産業チェーン・サプライチェーンを共同で構築すること。
2.世界規模で重要な産業チェーンの資源調整を強化し、市場の行動に恣意的に干渉せず、グローバル・コネクティビティを強化すること。加えて「一帯一路」建設における質の高い協力を引き続き推進し、インテリジェント製造、デジタル経済、その他の分野における革新的協力を強化する。
3.産業チェーンとサプライチェーンのグリーンかつ低炭素な転換を促進するよう努め、グリーン発展の分野における国際協力に積極的に参加する。
4.Win&Winの産業チェーン・サプライチェーンを共同で構築する。広範な参加受入れ、補完的な優位性、配当の共有によるグローバルな産業チェーン・サプライチェーン・システムの構築を推進する。
・中国は、他国との産業・生産能力協力を積極的に推進し、発展途上国がより深く参加しやすくなるよう後押しすると同時に、各国の企業がグローバルな産業チェーンとサプライチェーンの健全な運営を促進するために積極的な役割を果たすことを希望する。また、あらゆる国の企業が中国に投資し、繁栄するために、より多くの利便性とより良いサポートを提供することを李強総理は強調した。
(記事原文)
https://www.gov.cn/yaowen/liebiao/202311/content_6917513.htm