(2025年2月8日 政府網HPより)
・今年の旧正月期間中、国内外で消費や観光が活発化し、中国経済の高品質な成長を裏付ける動きが見られた。旧正月期間中の移動者はのべ23億人以上、映画興行収入は110億元を超え、外食産業もピークを迎えた。中国国家税務総局が発表した最新データによると、旧正月休暇中の中国の消費関連業界の日平均売上高は前年比10.8%増加し、商品消費とサービス消費はそれぞれ9.9%と12.3%増となった。消費品の買い替え政策支援により、家電や家庭用品の消費が大幅に伸び、旧正月の買い物の新たなハイライトとなった。特にテレビなどの家庭用視聴機器の売上高は前年比226.8%増加した。世界の多くの金融機関が発表した2025年の経済見通しでは、中国の高品質な発展が徐々に成果を上げており、グリーン経済、デジタル経済、高技術製造業が新たな成長ポイントとなり、消費とサービス業の比重がさらに高まると予測されている。
・中国各地では旧正月の非遺産文化を活用したイベントが行われ、国内外からの注目を集めた。外国人観光客が文化体験を楽しむ一方、氷雪観光やデジタル技術を活用した文化展示が新たな消費を創出した。これにより、文化と経済の相互促進が実現し、中国の文化的魅力が強調された。観光業も活況を呈し、国際的な観光需要の高まりが期待される。また、旧正月を通じて、文化と技術の融合が進み、新しい形の観光や文化消費が経済の活力を高める要因となっている。
・旧正月経済は中国だけでなく世界にも利益をもたらし、高水準の対外開放が進んでいることを示した。出入国者数は1436.6万人に達し、観光プラットフォームによると中国人旅行者は2100以上の都市を訪れた。海外では中国の旧正月用品がスーパーやECプラットフォームで人気を集めた。一方、中国市場では輸入食品が消費者に好評であり、多様化する需要に応えている。中国のさらなる開放政策により、世界各国は中国市場でのビジネス拡大の機会を得ており、旧正月経済は年間を通じた経済成長への自信を高めた。
(記事原文)
https://www.gov.cn/yaowen/liebiao/202502/content_7002769.htm