(2022年12月20日 商務部HPより)
・王文涛 商務部党委員会書記兼部長は12月20日、人民日報に署名記事「貿易強国の建設を加速(第20回党大会の精神を研究・実行)」を寄稿し、貿易強国の建設は近代社会主義国の必然的な要件であり、内部循環と外部循環の円滑な連動を実現させ、 対外貿易を中国の開放経済の重要な一部として「経済成長の原動力」と位置づけ、貿易取引の最適化と高度化を推進し、サービス貿易の発展のためのメカニズムを革新し、デジタル貿易を発展させることにより貿易強国の建設を加速することを明言した。
・主なポイントは、中国の基本的な国策である対外開放性を高めリーダーシップを強化すること。貿易強国の原動力として世界のデジタル経済の新潮流に沿った新しいビジネスモデルとイノベーションを推進すること。国際競争力を高めるために、貿易、投資、産業、市場を同時に強化するバランスの取れた発展をすること。真の多国間主義を堅持し、ウィンウィンの協力を深め、国際経済・貿易協力の重要なリーダーかつ世界経済ガバナンスの重要な参加者となること。開発と安全保障を調整し、国家経済安全をより高い水準で維持すること。「中国製品」や「中国サービス」のブランドを構築し、革新的発展や輸入の積極的拡大を進め、貿易の最適化・高度化を実現すること。試験的な自由貿易区のアップグレード戦略や外資参入ネガティブリストの合理的な削減等を進め、外資の権益を保護し、外資の誘致と活用に一層努力すること。越境電子商取引の健全で持続可能な革新的発展を促進する等とした。
(記事原文)http://www.mofcom.gov.cn/article/syxwfb/202212/20221203374459.shtml