(2023年9月20日 中華人民共和国工業・情報化部HPより)
・国務院新聞弁公室は国務院政策定例ブリーフィングを行い、国家発展改革委員会、工業・情報化部、財政部、中国人民銀行の関係責任者が経済情勢と政策についての質問に回答。
・各部門への質問とその回答は以下の通り
質問1)一連の政策実施後、我が国の8月の経済運営状況は?
・政策組み合わせの効果が徐々に現れ、8月の経済運営は持続的に回復し、多くの指標は限界改善し、積極的な要素は累積的に増加した。(国家発展改革委員会回答)
質問2)デフレに陥るか?
・物価水準、需要回復、経済成長、通貨供給量などを総合して判断すると、中国経済にはいわゆるデフレは存在せず、後期にもデフレは発生しない。(国家発展改革委員会回答)
質問3)人民元切り下げをどう見るか?
・人民元はバスケット通貨に対して安定的に上昇しており、ドル指数の強さの影響を受けて、ドルの二国間為替レートを下げ、非ドル通貨に対して相対的な強さを維持している。(中国人民銀行回答)
質問4)預金量を下げる最初の住宅ローン金利の実施状況はどうか?
・住宅ローン金利の引き下げは積極的かつ効果的に推進されている。条件を満たす借り手の9割以上が第一期間に政策配当を十分に享受できる見通しで、他の借り手の預金金利も10月末までに調整を完了する。(中国人民銀行回答)
質問5)民営経済発展局の次の仕事は何か。民間投資の発展を促進するためにはどのような措置があるか。
・民間資本推薦プロジェクトプラットフォームはすでに4800余りのプロジェクト、総投資額約5兆2700億元を民間資本に紹介し、関連プロジェクトは都市建設、農業、観光、道路、水路港などの分野に重点を置いている。(国家発展改革委員会回答)
質問6)現在の工業経済情勢をどう見ているか、現在の中国のハイエンド装備製造業の発展はどうか?
・8月末現在、中央は地方移転支出に対して9兆5500億元を下達し、条件を備えているものはすべて下達済みである。次は財政力の沈下に力を入れ、末端財政の安定した運営を確実に保障しなければならない。(工業・情報化部回答)
質問7)末端財政の安定した運用をどのように保障するか。
・中国の経済は過去数年のコロナ感染症の影響から徐々に回復し、良好な態勢を呈している。しかし、一部の地方では経済発展の後続力が不足し、財政運営はタイトなバランス状態となっている。これに対し、中央財政は、移転支払いに力を入れること、財政資金の直行メカニズムを十分に活用すること、全国の財政運営監視を強化することという3つの措置を取っている。次のステップで、中央財政は関連業務をしっかりと行い、地方が中央移転支出と地方の自己財力を統一的に計画するよう指導し、財力の沈下力を強化し、末端財政の安定した運営を確実に保障する。(財務部回答)
(記事原文)
https://www.miit.gov.cn/xwdt/szyw/art/2023/art_f0fa4e4a52674af1a0517397347f371c.html