(2023年4月6日 国家発展改革委員会HPより)
・3月26日に北京で開催された中国開発フォーラム2023年年次総会における鄭山傑党書記兼国家発展改革委員会主任による「経済成長を促進するためのマクロ経済規制・管理の革新・改善」をテーマとした講演内容を掲載。
・中国のマクロ経済の見方については、中国経済の過去、現在、今後の動向の「トレンド」を見ることが重要。新時代の10年間は習近平総書記を核とする党中央委員会の強力な指導の下、GDP成長率の向上、経済構造の最適化による産業付加価値の向上等、歴史的な成果と変化を遂げた。
・現状では、今年の中国経済は継続して回復・成長しており、供給面では農業の安定維持、工業・サービス業等の成長・回復が継続し、需要面では消費財小売総額や固定資産投資、輸出の増加等、全体として安定的で前向きな発展傾向が継続。また同時に、経済発展における困難・課題を解決するための効果的な施策を講じている。
・今後の動向については、中国の経済は長期的にみて改善するファンダメンタルズに変わりなく、世界第二の経済大国、最大の工業・貿易国である中国は、14億人を超える人口と最大の中所得層、世界で最も完成された産業システムと潜在力のある内需市場等を持ち合わせ、質の高い発展を続け、中国式現代化において新たな成果を達成し続ける。
・中国式現代化の推進、質の高い発展の推進に向け、マクロ経済規制・管理を革新・改善による内需拡大の継続、イノベーション主導の発展の堅持による現代産業システムの構築を加速、改革開放の深化による発展の勢いと活力の持続的向上、都市部と農村部の開発を一体的に推進することによる発展のバランス・協調性の向上、また開発と安全保障を連携させることで新規開発パターンを新規安全保障パターンにより保護する等といった取り組みを進める。
(記事原文)
https://www.ndrc.gov.cn/xwdt/xwfb/202304/t20230406_1353304.html