【米国の対中関税は「懲罰的」ではない、米国通商代表述べる】

(2022年9月20日 VOAchina HP)





・米国通商代表部のキャサリン・タイ代表は9月18日の電話記者会見で、米国の対中関税は「懲罰的ではない」と述べた。タイ代表は以前、中国が米国のような開放市場経済の道を選択しない限り、米国は対中関税を維持し続けると明言していた。

・中国政府は、バイデン政権がトランプ政権下で中国に課された関税を維持し続けていることに不満を持っている。バイデン政権内を含む米国内でも、課された関税は最終的には米国の消費者が支払うことになると主張しており、特定の関税撤廃を求める声がある。タイ代表は最近、中国が経済を米国のように運営し、世界貿易機関の規則に従うことを選択するまで、米国は中国に対する既存の関税を維持することを明らかにした。

・中国は 13 年連続で ASEAN の最大の貿易相手国であり、2020 年には ASEAN が EU に代わって中国の最大の貿易相手国となり、米国は中国にとって 3 番目に大きな貿易相手国になった。2021 年には、中国とASEAN 間の二国間貿易額は 8,782 億ドルに達し、年間成長率は 28% になった。米国のASEANとの商品とサービスの貿易は、2021 年には合計で 4,420 億ドル近くになる。





(記事原文)

https://www.voachinese.com/a/us-china-trade-tariffs-asean-20220919/6754132.html