【民営企業と外資企業の新設が増加】

2022年2月2日 国家市場監督管理局HP)

・中国の民営企業数は21年末時点で4,457万社と過去10年で4倍増となった。

・民営企業数は国有等も含めた全企業の79.4%から92.1%を占めるに至り、経済の安定成長やイノベーション、雇用、生活水準の向上など経済・社会の発展を促す動力源となった。

税や金融などの各種支援策により公正なビジネス環境が形成され、21年に新設された民営企業は852万5,000社。前年比11.7%増と(コロナ後)再び10%を超えるまで回復し、新設と廃業の割合も2.2:1と安定(廃業は390万社)。

・外国資本については、中国市場への積極的なスタンスが続き、21年に新設された外商投資企業は6万1,000社。前年比23.3%増となり同時期の全企業新設数の伸びより10.8ポイントも高く、19年対比でも2.5%増。

・世界的な新型コロナウイルス感染症と景気後退が続く中、中国経済は高い成長から高品質発展へと移行しており、外商投資は約9割が第三次産業向け(科学研究・技術サービス分野の伸び率:42.0%増)と、労働集約型産業からハイテク分野にシフトしている。

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