2020年6月17日(木)、中国大使館にて宋耀明経済商務処公使と当機構事務局長・岡が会談を行いました。
年初1月中旬の交流の後はコロナ禍により面会での交流がかないませんでしたが、この度の緊急事態宣言解除を受け、数か月ぶりの直接交流となりました。当機構から、先般の「定期アンケート」にて会員企業の皆様から頂いた声を宋公使に届けて参りました。
(1) 出席者
先方 中国駐日本国大使館 経済商務処
宋耀明 公使
申 宇 一等書記官
張訳丹 アタッシェ
当方 日中投資促進機構 事務局長 岡豊樹 以下3名
(2) 会談の内容
当機構からは、定期アンケートにて会員企業から寄せられたコロナ危機下の中国ビジネス関連の問題点(例:赴任再赴任のVISA問題、サプライチェーンの問題、中国政府からの支援の要請など)を会員企業の声として宋公使に説明致しました。宋公使にも真摯に受け止めて頂き、同時に現在大使館としても中国進出の日系企業の為に鋭意努力中であることの説明がありました。
一方、宋公使からは、コロナ危機が継続する中で日本企業の対中投資意欲が維持出来るよう願うというお話がありました。又、中国大使館からも中国経済の正確な情報を日本企業に提供していきたいとの事でただ今話題の「海南自由貿易港」に関する情報の提供も頂きました(当機構HPにて紹介中)。ポストコロナにおいてどのようにして中日経済交流や投資促進を進めていくかを長期的な視野で当機構と、そして当機構会員企業の皆様と議論していきたいというお話もございました。在中国の日系企業の生産活動の再開及びサプライチェーンの修復に向けて中国商務部と中国大使館から引続き全力で支援していきたいというメッセージも頂戴しました。