2019年7月23日(火)、上海市浦東新区人民政府 王華副区長をはじめとする7名のご一行が
当機構を来訪されました。
当機構の嶋原事務局長は冒頭の挨拶でご一行の来日に歓迎の意を表し、当機構の組織概要および
主な事業活動について紹介しました。
次に、訪日団を代表して、上海市浦東新区人民政府 王副区長よりご挨拶を頂戴し、中国改革開放に
おける上海市浦東新区の位置づけ、浦東新区の中にある金融、投資、貿易、法制などの大幅な規制
緩和による経済成長を目的とするパイロット拠点である中国(上海)自由貿易試験区での実証を経て、
ネガティブリスト方式による外商投資管理方法の確立など、先駆者としてのこれまでの実績が強調
され、浦東新区の投資環境、産業発展の状況、競争優位性および新エネルギー車やバイオ医薬、
インテリジェント製造などをはじめとする今後の投資誘致の重点分野について紹介いただきました。
最後に、日系金融機関の業容拡大などをめぐって活発な意見交換が行なわれ、金融業への監督管理に
関して今後も中央の金融監督部門と連携し、最新の手法を取り入れていく考えが示されました。
当機構としては、上海市浦東新区は今後も中国改革開放の先駆者として更なる経済発展を成し遂げて
いく有望なエリアの1つと感じており、視察などの機会があれば同区との交流を更に深めていきたい
と考えております。