2018年8月7日(火)および8日(水)に当機構主催による海南省視察を実施いたしました。会員企業の現地法人の参加者を中心に15社17名、事務局より3名の合計20名の視察団となりました。
主な視察活動の内容として、初日の午前中に、海南省政府の彭副省長との会談が行われ、今年4月の習国家主席による海南省に自由貿易試験区および自由貿易港を設置して、外資誘致を図る方針を受け、現在、海南省が取り組んでいる政策について紹介がございました。
また、続いて行われた商務部外国投資管理司主催の外資政策説明会および座談会では、冒頭、商務部外国投資管理司 葉副司長より今年6月に公布された19号文を中心に昨年の5号文、39号文等に関する外資政策の説明が行われました。その後、今回参加された日系企業より、各企業の中国ビジネスの現状、今後の取組方針の説明、および商務部および海南省政府に対する質疑応答が行われ、活発に議論を行いました。
7日午後には、海南省政府商務庁をはじめ、各部門から海南省政府が進める各種政策に関して説明会が開催されました(発言部門:海南省商務庁、金融弁公室、観光委員会、工業信息庁、衛生計生委員会、住房和城郷建設庁、交通庁)。
8日は企業訪問を中心とした活動、EV自動車メーカー、国家級ソフトパーク、博鰲国際医療ツーリズム先行区等の視察を実施いたしました。
今回の参加者の皆さまからは、今後の発展の可能性を秘めた海南省の現状について、実際に現地を視察し、実地で確認することができ、有意義であった等コメントも頂戴することができ、このタイミングでの視察団組成が、会員企業の皆さまへの情報提供の一環として成功裡に終えることができました。なお、本件の詳細につきましては、次回機構ニュースにてご報告させていただく予定です。そちらも併せてご参照ください。