【国務院新聞弁公室が春節の市場供給の確保や祝日の消費促進に関する記者会見を開催】 (商務部発表情報)(産業政策)

(2025年1月24日 国務院新聞弁公室HPより)

・国務院新聞弁公室は、春節市場の供給保障、祝日の消費促進に関する記者会見を行った。商務部の盛秋平副部長は冒頭、以下の通り発言した。
・2024年、中国商務部は「消費促進年」として、消費の拡大を多方面から推進した。社会消費品小売総額は48.8兆元で前年比3.5%増、4つの主要施策を実施した。
1.「以旧换新」(買い替え促進)の成果
自動車、家電、台所用品、電動自転車の買い替え政策を実施、680万台の車、6276万台の家電、約6000万点の台所用品が新たに購入された。これにより関連商品の売上高は1.3兆元を超え、全体の小売成長率を1ポイント押し上げた。
2.サービス消費の拡大と高度化
サービス消費を促進するための政策を整備し、飲食や家事サービス、老人介護、観光などを支援。サービス消費は前年比6.2%増加し、一人当たりのサービス消費支出比率は46.1%に達した。文化・観光関連のイベントも盛況だった。
3.新型消費の拡大
消費博覧会や国際展示会を通じ、新たな消費ニーズを創出。農村電子商取引が成長し、オンライン小売は前年比7.4%増加した。特に、エコ商品や電気自動車の需要が急増、新エネルギー車の販売量は40.7%増加した。
4.消費環境の最適化
国際消費中心都市の育成・建設が進み、「上海、北京、広州、天津、重慶」など5つの国際消費中心都市では、訪れる外国人の数は前年比で2倍(100%成長)となった。また「15分内市民生活圏」が全国で5188カ所が設置され、これにより1.2億人の住民が恩恵を受けることとなった。
・2025年は第14次五か年計画の最終年として、さらなる消費拡大のため、商品消費の高度化、サービス消費の増加、新型消費の育成、消費シーンの革新を進める。特に春節期間の消費を促進し、生活必需品の供給を確保するため、オンラインイベントや家電補助政策を実施する。
(記事原文)http://www.scio.gov.cn/live/2025/35455/index.html