8月20日午前、日本教育会館で開催された「江蘇啓東(東京)商務交流会」に事務局長の岡に成り代わり事務局主査の加藤が参加しました。
本交流会には、啓東市常委 黄晨副市長、江蘇啓東呂四港経済開発区党委 李栄昌副書記、啓東高新技術産業開発区党工委 施亮副書記、日本江蘇総商会 王述設会長が出席されました。
日本側は日中科技文化センター中島事務局長のほか、日本企業も参加され、啓東市の投資環境に関する説明に耳を傾けていました。
啓東市は江蘇省南通市に属する県級市ですが、長江を挟んで上海に面しており、現在、上海浦東空港まで車で50分、なお現在建設中の高速鉄道が開通すると上海の旧市街に30分で移動することが可能となり、交通の便の高さが特徴です。産業面では、啓東市は黄海と長江に面しており、外航、内航の要衝でもあります。こうした背景もあり、啓東市の2023年GDPは1447億元と全国総合競争力トップ100県(市)で21位にランキングされるなど経済力の高さがうかがえました。
臨港型産業(新素材や新エネルギー等)、特色ある産業(ハイエンド機械設備)、戦略的新興産業(半導体等)発を現代産業システムの構築を図り、さらなる成長を目指すとのことでした。
意見交換の場では、日本側から上海第3空港の建設進捗や啓東のメッキセンター(現在、申請中)などについての話題が取り上げられました。