◆日時:2024年12月9日(月)
◆場所:経済商務処内
◆目的:日系企業の対中投資の現状と課題分析について意見交換
◆先方:郭強参事官、申宇一等書記官、張涛二等書記官、李秀明二等書記官以下4名
◆当方:岡事務局長以下13名
中国国家外貨管理局が先日発表した7〜9月の国際収支によると、外資企業の直接投資は2期連続でマイナスとなったため、2024年12月9日(月)に大使館商務処内にて商務処職員向けに当機構岡事務局長による緊急勉強会が行われました。「日系企業の対中投資事業観」をテーマに直面する課題と解決の方向などの内容について説明し、その後活発な質疑応答、意見交換を行わせていただきました。商務処側からは、①以前は政治があっての経済で、今は経済安保或いは安全保障の重点に寄ってくる見解が広がっている傾向を変わりつつある②現地化に任せるメリットとデメリット③最近は中国へのチャンスを捨てリスクを先に考えてしまう企業が増えているなど実際の相違点について、お時間が許す限り、質疑応答がなされました。
今回の司会は申一等書記官が務めており、郭参事官が冒頭・閉会のご挨拶をしました。郭参事官からは日本人が中国を訪れる際に短期滞在のビザを免除する措置が30日、再開され、人々の往来の利便性を高めることを期待しています。
当機構は今後も適宜連携を行い、日中間の円滑なビジネス展開に向け、様々な機会において情報を発信してまいります。