2024年4月28日(日)中国商務部において当機構のカウンターパートである中日投資促進委員会(事務局:中国商務部)と事務局会議を行いました。今回は、外国投資管理司朱冰司長と“外資政策セミナー”と“投資中国”のイベント後、正式な事務局会議の開催であり、岡事務局長と朱司長との今年の初会談が実現しました。
岡事務局長が冒頭で去る2024年1月は約5年ぶりに(リアル)開催された外資政策セミナーの評価報告と3月の“投資中国”イベントのご招待の御礼と、定期合同会議の開催に関する打合せを中心に今後の中国商務部イベントの開催に向け、活発な意見交換を行うことができました。今年度、従来の活動を継続し、新たな活動形式を展開していければ両国の経済は更なる発展につながると期待しております。
定期合同会議については、当方から開催案(開催地:東京・北京)を述べ、地方視察の案(分野・場所)も提案し、お互いに議論しました。現時点で会員企業が関心を持っているテーマ案(7つ)を説明しました。
朱司長からは、“投資中国”の参加の御礼と、CDF2024論壇の感想を述べ、日系企業への期待も訴えました。メディアの情報だけでも、中国の現状を把握できないため、百聞は一見に如かずなので現地に直接行ったほうが勧めております。そして、定期合同会議を7月中で実施することとに関して進めていきたいとのご意見をいただき、現在、中日韓の三カ国による首脳会合が5月26日と27日に韓国で開催する方向で調整され、実現すれば、およそ4年半ぶりの開催です。(中日韓首脳会合が遅れたため)定期合同会議の日程(王文涛部長)がその後確定される見通しとなります。また、テーマ案について、規定や法律などの提案を日系企業に対して有意義であれば、外資司としては全力で解説・対応するとの約束をしました。商務部の今年の活動とその協力のお願いと、目下の中部博覧会の参加・協力をいただきました。
会員企業の皆さまに取りまして、「定期合同会議」は商務部(部長級)と毎年定期的な意見を交換・交流のハイレベルの会議となりますので、是非とも万障お繰り合わせの上ご参加ください。
尚、これらに関する具体的な内容につきましては、HPにてご報告する予定です。そちらも併せてご覧くださいますようお願い申し上げます。
当機構は、中長期観点に立脚した日本企業の中国関連ビジネスに関する会員企業のニーズに寄り添ったサポートと日中両国の健全かつ安定的な経済関係の確立・発展、未来に向けた新しい日中協力時代の構築に取り組み、活動して参ります。