【ご報告】中国商務部主催『第十三届中国中部投資貿易博覧会(湖南省長沙市)』参加報告

日程:2024年6月1日(土)10:00₋12:00 中国・湖南省長沙市
主 催:中国商務部、湖南省商務庁
参加者:中華人民共和国政治協商会議副主席 何 報翔 様、湖南省委書記 沈 暁明 様、商務部副部長兼国際貿易交渉副代表 凌 激 様 、中部六省書記、省長及び政府代表、各国外資企業、世界投資機構代表 等(500人限定)
当 方:日中投資促進機構 事務局長 岡 豊樹、管理課長 劉 娜
 2024年6月1日(土)に事務局長の岡が中国湖南省長沙市で開催された「中部投資促進推介会(プロモーション・イベント)」(=開幕式)に出席しました。
 何報翔中華人民共和国政治協商会議副主席、沈暁明湖南省委書記、凌激商務部副部長がイベントに出席し、発言しました。曹志強湖南省副省長が議長を務めています。「中部投資促進推介会」は、対外投資環境改善や外資誘致を目的に設けられました。
 何副主席は、中部地区は中国(我が国)の重要食糧生産基地、エネルギー原材料基地、現代装備製造及びハイテク産業基地と総合交通輸送の要衝だと指摘し、中部地区の台頭を促す戦略が実施されてから20年間、中部地区の各分野で各方面で全面的に発展を遂げました。中部六省は習近平総書記が新時代に中部地区の台頭を促す座談会の重要な演説精神を深く貫き、中国式近代化建設で中部地区の新しい章を強く念押しました。
 特に重視する投資分野は新エネルギー、科学技術、新材料、航空宇宙、物流港湾、量子コンピュータなど研究開発を注目・成長しています。安徽省は自動車牽引New半導体自動運転を進んでおり、コアGDP( =高付加価値製造業&サービス化の2面)、物流交通ハブ経済(=一帯一路、産業サプライチェーン移転計画)の実施状況を共有しました。
 各国総領事、団体責任者(イギリス、ドイツ、ハンガリー、シンガポールなど)は中国EV企業の対東南アジア、対EU市場拡大に対する是々非々やBYDのハンガリー&タイ投資への前向き評価(現地雇用と現地サプライチェーン確保が信頼継続の鍵)や日中関係に高い関心(ASEAN/ 中国) およびEUも個々に対中スタンス立場の違いやドイツが対中ビジネス先進国やハンガリーは親中かつ政府交流活発な関係などについて意見を述べました。
 推介会の最後に、中部六省の省長の対話は実現しました。各省長から各省の地理優勢、産業特徴、投資奨励などを紹介し、今後の外資系企業のために、サービスと保障体制の整備やより良いビジネス環境の構築、革新的開発戦略の実施、ネガティブリスト・奨励リスト拡大完備、外資懇談会開催などを目標として挙げられました。
 当機構と中国商務部は今後も適宜連携を行ない、日中間の円滑なビジネス展開に向け、様々な機会において情報を発信して参ります。
参考情報:
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