【ご報告】「第七回中国国際輸入博覧会・虹橋国際経済フォーラム」(中国・上海)参加報告(2024/11/5)

◆日時:2024年11月5日(火)15:15-16:45
◆輸入博覧会テーマ:「新時代、未来共有」
◆虹橋国際経済フォーラムのテーマ:「普遍的に有益で包括的な経済グローバリゼーションのための高水準の開放」
◆分科会テーマ:「“投資中国”自貿試験区」
◆開催方法:対面形式
◆参加者:約100名
◆場所:上海・国家会展示センター
◆当方:代表理事・事務局長 岡 豊樹
 2024年11月5日(火)から10日にかけて中国上海市で開催された第七回虹橋国際経済フォーラム(以降:HQF)に中国商務部からの招待を受け、当機構岡事務局長が「“投資中国”自貿試験区の特別プロモーション会議」に出席しました。
当日の午前中に、李強総理がHQFの開幕式で、景気の減速を認めた上で、経済目標の達成に自信をのぞかせました。今回は「普遍的に有益で包括的な経済グローバリゼーションのための高水準の開放」をテーマに掲げており、主な議論は、産業発展と持続可能な都市建設、気候変動下での持続可能な貿易、人口知能などのトピックスに焦点を当てます。(7つの焦点①世界のホットな課題に対するグローバルな視点②専門家による見解の共有③多様なチャンネルを通じた交流の強化④画期的な研究成果の発表⑤フォーラムと博覧会の革新的な統合⑥専門的なパートナーからの重要な支援⑦主流メディアによる集中的な露出)
本フォーラムに、唐文弘部長助理*は、習近平国家出席の指導の下で、現状の長江経済圏の九つの自貿試験区の外資・外貿吸収の仕事を主に加速し、来年は自貿試験区の規模を更なる拡大し、特に電気、医療などの分野毎の試験区の建設を強調しました。自貿試験区に対してとても重要なキーワードは「試験」と述べました。また、中国輸出総額の1/5は外資企業が占めています。
また、会議では上海市、湖北省、重慶市、江蘇省、湖南省等の自貿試験区の代表がそれぞれ集積回路や光量子情報やAIネットEV車、生物医薬等についてプレゼンテーションを行い、浙江省と四川省の自貿試験区よりプロモーションビデオを放映しました。
商務部をはじめ、中国国際投資促進会、投資促進局、中国地方政府のトップと、同時に各界の有識者でも交流・意見交換が出来ました。
*当機構中国側カウンター商務部外国投資管理司:元司長(→商務部自貿試験区港区司長→商務部部長助理)