【ご報告】重慶国際経貿文化促進会温融副会長、同地理標示発展促進会任萍会長と弊機構岡事務局長の面談、並びに大分県上原農園での農業経営状況視察(2025/4/17)

◆日 程:(面談)4月17日(木) 日本時間 14:00-15:00
     (視察)4月18日(金) 日本時間 15:00-16:00
◆場 所:(面談)ホテルニューオータニ博多
     (視察)大分県上原農園様(大分県国東市安岐町)
◆参加者:重慶国際経貿文化促進会  温 融 副会長
     重慶国際経貿文化促進会対日合作専門委員会 王 継躍 副主任
     重慶国際経貿文化促進会  魏 司鋒 顧問
     重慶市地理標示発展促進会 任 萍 会長
     重慶市地理標示発展促進会 廖 強 顧問
     重慶市地理標示発展促進会 張 静 理事
     重慶市地理標示発展促進会 寿 凯翔 副秘書長
◆当 方:(面談)一般社団法人日中投資促進機構 代表理事・事務局長     岡 豊樹 他
     (視察)一般社団法人日中投資促進機構 事務局主査 大鹿 眞吾
  2025年4月17日(木)、岡事務局長が重慶国際経貿文化促進会 温融副会長、同地理標示発展促進会 任萍会長ご一行と面談致しました。
 温副会長は昨年に続く福岡訪問で、これまで先行していたASEAN諸国とのビジネスチャンスに変わり、今後は日本を最優先に、より良い日中のビジネス連携・文化交流などが行われるよう、福岡に代表処を設立しました。重慶市の状況に関しては、製造業、農業、サービス業などの各分野から、重慶市政府トップの日本を重視する姿勢、関心度までご紹介され、特に重慶市の製造業の生産力の高さと、日本の高い技術が融合すればWin-Winの関係が可能になるとお話しいただきました。
 岡事務局長からは、世界情勢の不確実性が増す中、日中間の交流は更なる努力が必要な局面にあること、3,000万人以上の人口を抱える重慶市の製造業は生産能力面での優位性を有し、研究開発力が強い日本と協力しあうことで補完性を一層高めることができる旨の発言がありました。
 翌4月18日(金)午後、重慶市訪日団ご一行は、大分県の上原農園を訪問し、ネギやリーフレタスの圃場、出荷調整場や発芽室の視察を行いました。中国側からは、安全・健康面への配慮や、安全基準遵守などの取組み、日本の限られた耕地の有効活用、高効率の栽培方法について、理解を深めることができたとご感想を頂きました。
 同農園の上原社長様からは、病気・害虫対策の観点や、露地栽培に比べ多くの回数の収穫が可能であることなど水耕栽培の有効性についてご紹介頂き、人口に対する耕地が少ない中国にも適した栽培方法である旨のアドバイスをいただきました。
 面談の最後に、最近の日中経済交流・先端産業分野・米中関税等についても意見交換を行いました。
 今後はより良い成果を上げられるよう、対面での交流を積極的に行い、互いに連携しながら活動に取り組んでまいりたいと思います。