【天南海北】『少子高齢化:日中とも、大きな共通課題』
いまさらですが、少子高齢化の話題を取り上げてみたいと思います。最近、「Plan 75」という邦画を見ました。正直、映画の出来の良し悪しより、その写実的な内容から大きな衝撃を受けました。高齢者の働きや切り詰める生活から、制…
いまさらですが、少子高齢化の話題を取り上げてみたいと思います。最近、「Plan 75」という邦画を見ました。正直、映画の出来の良し悪しより、その写実的な内容から大きな衝撃を受けました。高齢者の働きや切り詰める生活から、制…
前回1月末のコラムでは、中国のゼロコロナ政策撤廃により人の往来が容易となり、米中間でも対立先鋭化を避けるための対話活性化が期待できると書いた。しかし、気球問題や中国の対ロシア軍事支援をめぐる懸念、さらに中国が全人代で示し…
「来年も今頃お出でと春の医者」。信頼する眼科医はその年も同じ言葉を口にした。長年にわたり、毎年入社式の頃に年一度の定期検査を繰り返していた。しかし2011年はいつもの言葉を聞き流すことができなかった。「来年」が必ず来ると…
今回は、2012年の野尻眼鏡本社の破綻以降今も脈々と中国で引き継がれている野尻眼鏡の系譜についてご紹介したいと思います。引き続き2012年の清算業務を担ったS総経理からのヒアリングを参考にしています。 ところで、「撤退戦…
節分立春まであと数日という冷え込みの厳しい朝、中之島美術館へ向かった。「開館一周年記念特別展『大阪の日本画』」を遠来の高橋秀治氏(豊田市美術館長)とご一緒した。日本画とは西洋から伝来した絵画(洋画)に対応してできた比較的…
昨年末、中国はそれまでのゼロコロナから急転直下の政策転換で、厳しい規制が一気に緩和されました。その後は周知の通り、多くの感染者が出てました。中国内に居る知り合いの内、8割から9割ほどが陽性者になった、という「肌感覚」です…
筆者が現在居住する米国カリフォルニア州では、アジア系住民が多いことを反映し、2023年から旧正月が州の公式な祝日となった。旧正月当日の1月22日前後には、近隣の大学のキャンパスや寮、観光地、公立図書館などでも関連イベント…
太陽暦の年越しのすぐあとに、太陰暦の年越し(1月22日の春節)が追いかけてきました。中国に駐在した頃には、忘年会・新年会(紅包)・忘年会・新年会(紅包)が続いて財布は軽く、胃が重い時期だったことを思い出します。(紅包:お…
この夏、旧ソ連の最高指導者だったゴルバチョフが亡くなった。棺に蓋をしてもその評価は定まらない。欧米日とロシア国内では見解が異なっているようだ。 新思考政策で共産党独裁の旧体制をシャッフルしたものの、再建(ペレストロイカ)…
「野尻眼鏡」中国盛衰記も6回目となりました。これからは衰退期の話となります。 野尻眼鏡グループの24年間に亘る中国での栄枯盛衰の物語の中で、2004年上海大学嘉定分校内からの業容拡大を狙った戦略的な1回目の工場移転。その…