【多余的話】『半周おくれのセミナー報告』
長年なじんできた「華人研」という会の名称を今年から変更して、Think Asia Seminar (TAS: www.kajinken.jp)としました。 中国も含めたアジア全域に視野を広げたい、という思いは強くても容易…
長年なじんできた「華人研」という会の名称を今年から変更して、Think Asia Seminar (TAS: www.kajinken.jp)としました。 中国も含めたアジア全域に視野を広げたい、という思いは強くても容易…
火照るような酷暑が10月になり一気に気温が下がると朝夕の風が爽やかに感じるようになりました。日本橋小伝馬町の寶田恵比寿神社のべったら市の頃になりました。下町小伝馬町での勤め人だった日々や行き交った人々を懐かしく思い出す季…
前回ご紹介しました能楽における「唐物」。テーマの一つは美女です。中国の歴史上の実在した三大美人は西施(春秋時代)、王昭君(前漢)、楊貴妃(唐)ですが(所説あり)、能楽にはそのものズバリに「昭君」と「楊貴妃」という曲があり…
1987年、西安に出張した時のことである。向ソ一辺倒時代の1950年代に建てられた西安人民大厦に宿を取った。当時はまだ外資系のホテルはほとんどなく、外国人が泊まるホテルとしては代表格だった。旧ソ連にビル建設技術を学んで建…
先月(8月)に10日間の旅で、中国に行ってきました。4年ぶりでした。中国出身とは言え、長く日本に住んでおり、現場感覚がだんだん衰えています。増してやコロナ禍で世界が寸断され、国境を跨る移動が非常に難しくなったのが周知の通…
毎年9月の初めは京都深草の石峰寺での若冲忌を綴ることが多い。今年はTAS(華人研)www.kajinken.jpの例会に重なり、法要に参加する代わりに、事前に寺が所蔵する若冲作品の内覧会に出向いた。8月に寺のお宝(住職と…
福井でも異常な暑さが続いている今年の夏。今回は今までとは趣向を変えて、違った切り口で中国の話題を書いてみたいと思います。日本の伝統芸能である能楽と中国の関わりです。学生時代を「空から謡が降る」と言われた(北島三郎の「加賀…
7月末の日経新聞に『中国経済の現状と展望』と題する論文が連載されました。著名な研究者の考察であり既読の方も多いと推測しますが、屋上屋を重ねるお節介を承知の上で簡単な紹介を試みます。 (7/27)㊤ 津上俊哉氏「不振企業延…
1988年2月、ウルムチの冬は灼熱の夏が恋しくなるほどの極寒を感じさせた。現在ほど観光地化されていなかったウルムチは大半がウイグル族で、人種の違うまるで異国であった。私は、新疆機電設備輸出入公司(機電公司)とのKD(ノッ…
前回はガチ中華について書いてみましたが、もう一度読んでみたら、話しがやや一般的でリアル感がなかなか出て来ないなと思っています。今回は自分の体験談を盛り込んで再チャレンジしてみようと思います。 これからの内容は店からのご了…