【日中不易流行】『中国と能楽』
福井でも異常な暑さが続いている今年の夏。今回は今までとは趣向を変えて、違った切り口で中国の話題を書いてみたいと思います。日本の伝統芸能である能楽と中国の関わりです。学生時代を「空から謡が降る」と言われた(北島三郎の「加賀…
福井でも異常な暑さが続いている今年の夏。今回は今までとは趣向を変えて、違った切り口で中国の話題を書いてみたいと思います。日本の伝統芸能である能楽と中国の関わりです。学生時代を「空から謡が降る」と言われた(北島三郎の「加賀…
7月末の日経新聞に『中国経済の現状と展望』と題する論文が連載されました。著名な研究者の考察であり既読の方も多いと推測しますが、屋上屋を重ねるお節介を承知の上で簡単な紹介を試みます。 (7/27)㊤ 津上俊哉氏「不振企業延…
1988年2月、ウルムチの冬は灼熱の夏が恋しくなるほどの極寒を感じさせた。現在ほど観光地化されていなかったウルムチは大半がウイグル族で、人種の違うまるで異国であった。私は、新疆機電設備輸出入公司(機電公司)とのKD(ノッ…
前回はガチ中華について書いてみましたが、もう一度読んでみたら、話しがやや一般的でリアル感がなかなか出て来ないなと思っています。今回は自分の体験談を盛り込んで再チャレンジしてみようと思います。 これからの内容は店からのご了…
水無月の夏祓いが過ぎれば年の半分が過ぎたことに気付かされる。線状降水帯が発生し、集中的な大雨や水害が報道される毎日。以前は馴染みのなかった線状降水帯という現象が天気図に表示されると、これは天の帯状疱疹ではないかと思えてく…
前回スキップしました『野尻眼鏡』中国盛衰記:野尻眼鏡グループの20余年の中国ビジネス栄枯盛衰に関わった中国人幹部のアナザーストーリーについて書いてみたいと思います。 私が最初に彼らに会ったのは、1997年の銀行の上海事務…
南京の夏の暑さは過去に経験したことのないものだった。私は他の留学生の友人と三人で明朝時代(1382年)に建てられた時を知らせる「鼓楼」の丘を歩いていた。上はタンクトップ、下は持っていたジーンズを膝上で切り取って短パンにし…
第4土曜日朝からの講読会は感染症の拡大時期も毎月継続した。米寿の老師による対面解説や板書説明が講読会の存続価値であり、楽しみでもあるので、オンライン開催への移行はしなかった。 大躍進運動の失敗で混乱し荒廃した時代、196…
前回3月末のコラムでは、今年2月の偵察気球問題以降の米中関係悪化について取り上げたが、5月以降、関係悪化に歯止めをかけるべく、米中政府高官間の対話が再開しつつある。5月10~11日にはサリバン大統領補佐官と中国外交トップ…
ご存じの方が多いと思いますが、東京のいくつかのエリアには、「ガチ中華」と称する料理店が急増しています。テレビや新聞にも時々取り上げられ、池袋・高田馬場・新宿や西川口は言うまでもありませんが、上野や蒲田などもかなり増えてい…