【中国は外国のR&Dセンターを受け入れるためのさらなる支援措置を開始】(産業政策)

(2023年2月7日  中央人民政府HPより)  

・国務院弁公室は、商務部と科学技術部の「研究開発センターの設立に対する外国投資のさらなる奨励に関する措置」(以下「措置」)を送付。
・研究開発の利便性向上、海外人材の導入促進、知識の充実など、R&Dセンターへの支援をさらに強化。
・多くの外商投資企業の R&Dセンターの成長は著しい。特に北京、上海、広東・香港・マカオ大湾岸圏に加速度的集中。
・2012 年から 2021 年にかけ、一定規模以上の外資工業企業の研究開発要員は、59.5 万人/年から 71.6 万人/年となり20.4% 増加。 研究開発投資は 1,763 億 6000 万元から 3,377 億 4,000 万元となり91.5% 増加。
・外資のR&Dセンターは、基礎分野と新規分野で強力なイノベーション能力を備え、2012年から2021年にかけて、有効な発明特許数は、6.8万件から 24.1万件となり、255.2% 増加。
・上海では60の多国籍企業の地域本部と25の外資 R&D センターを新たに認定し、2022年末現在での外資 R&D センターは累計で531社。北京でも29社の外資企業を北京市の第一弾外資 R&D センターに認定済み。
・情報、生物医学、新素材、新エネルギーの分野でハイレベルのR&Dセンターを数多く集め、世界的な産業イノベーションチェーンへの統合を加速。
・多くの外資系企業が重視する科学技術イノベーションに関し、大規模な科学機器、科学技術レポート、関連データなどの使用をサポートするガイダンスを作成。
・関連部門は、国家ハイテクゾーンと国家セルフイノベーションモデルゾーンの設立を促進し、土地、産業、才能、住環境の面で政策支援とサービスを提供。
・次のステップとして、成都重慶、武漢、西安などにおけるR&Dセンター建設を奨励する。

(記事原文)
http://www.gov.cn/xinwen/2023-02/07/content_5740427.htm