平素より当機構の活動に多大なご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、2022年10月6日(木)、7日(金)の2日間に渡り開催を予定しております「第34回中国ビジネス実務セミナー」につきまして、各講師の皆様より講義のポイント及びメッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
この機会に是非とも本セミナーをご活用いただきたく、皆様からのお申込みをお待ちしております。
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★申 込:こちらをクリック
〇10月7日(金)
【1限目:リスクマネジメント】
◆講師
有限責任監査法人トーマツ 包括代表 大久保 孝一 氏
デロイト中国 パートナー 高津 秀光 氏
◆タイトル
中国事業の持続的な成長に向けたリスクマネジメント
◆講義のポイント
持続的成長のためには、市場環境の分析とビジネスにおける不確実性の識別を行い、適切な備えと積極的なリスクテイクを図ることが重要と考えます。一方で、個別投資案件等のリスク評価は行っていても、地域事業戦略と視点からリスクマネジメントを行えていないケースは少なからずあると考えます。
本講演では、中国における事業環境の急速な変化を踏まえ、日系企業が検討すべきリスクマネジメントについての解説を行います。
◆講師からのメッセージ
①このような方々(企業・部署)におすすめ
本講演はリスクマネジメントを主題に解説を行います。中国事業に関わるマネジメント層や経営企画部門、地域統括及び海外事業管理部門、リスクマネジメント部門といった方々に御参加頂きたいと考えております。
②このような事例をご紹介します
本講演では以下をご紹介する予定です。
・デロイトが例年実施しているアジアリスクサーベイに基づく日系企業が捉えている
アジア・中国に関するリスクトレンドのご紹介
・リスクマネジメントに関する課題事例
・中国政府の第14 次 5ヵ年計画を踏まえた地域におけるリスクの考察
【2限目:人事・労務】
◆講師
上海華鐘投資コンサルティング有限公司 総経理 能瀬 徹 氏
◆タイトル
『労働契約法』の理解と労務トラブルへの実務対応のポイント
◆講義のポイント
会社の日常経営においては様々な労務関連の問題が発生しますが、これらを適切に処理する為には、日系企業の経営者による初期動作が肝心であり、初動を誤らないようにする為には、主要な労務関連法規のポイントを押さえておくことが重要となります。今回の講義では、実際の労務紛争事例を題材として、『労働契約法』等に依拠したトラブル回避のポイントを解説致します。
◆講師からのメッセージ
①このような方々(企業・部署)におすすめ
・現地日系企業の日本人総経理や管理職
・日本本社で中国現地法人の管理を行っている部署の方
・中国現地法人の事業再編を検討中の会社の方
②このような事例をご紹介します
・人員解雇に伴う労務紛争事例
・事業再編時の労務紛争事例
・労務紛争対策:就業規則(懲罰規定)作成のポイント
・仮病が疑われる病気休暇取申請への対応策
【3限目:マーケティング】
◆講師
電通マクギャリーボウエン・チャイナ Group Account Director 藤井 直毅 氏
◆タイトル
新消費- デジタルが実現する新時代の価値創造
◆講義のポイント
中国で爆発的に成長する新興ブランド群を「新消費ブランド」と呼ぶ。その「新消費」とは消費され消えていく単なる流行語ではなく、社会の変化からテクノロジーの発展まで、様々な要素が絡まって生まれた大きな流れのひとつだといえる。
今回はそうした新消費を多数の実例とともにひもとく事を通して、中国の消費者がいま何を大切に思い、どんな問題を解決したいと思っているのか、そこからどのような需要が生まれるのかを解説する。
◆講師からのメッセージ
①このような方々(企業・部署)におすすめ
・とかく数と価格の叩きあいになってしまいがちな中国市場で、
どうすれば自社製品に付加価値をつけられるか日々苦悩されている方
・日々大量に流れてくる中国ニュースや流行をどう理解すればいいのか、
なぜこれらが中国人や市場に受けるのかわからないと感じられることが多い方
②このような事例をご紹介します
広告プロモーションの手法だけでなく、販売の現場である店舗やECから製造にいたるまで、「新消費」という大きなトレンドに応じてビジネスの何が変わったのか、成功例だけでなく時に失敗例もとりまぜながら、また中国以外のマーケットとの共通点・相違点をまじえながら体系的に紹介。