【北京だより】7月8日号

7月7日は二十四節気の「小暑」で、民間では「小暑大暑、上蒸下煮」という諺があり、一般的には小暑から雷雨が最も多い時期に入ります。北京も今週の前半では、連日大雨でした。下図は雨の中で清掃作業を実施している「環衛車両(清掃車)」の様子です。雨水の格子の清掃、及び泥・落ち葉などを取り除くため、政府は今回、「環衛車両」を沢山手配したそうです。

 

また、大雨の影響で、交通機関は非常に混んでいました。下図は月曜日の朝に撮影した地下鉄の入り口の様子です。並んでいる乗客が多くて、駅の外から乗車までは少なくとも15分間が必要です。

 

先週より小・中学校が再開し、今週の月曜日(7月4日)から幼稚園も再開しました。4月末から休園し、2か月以上経ちました。下図は子供用の布団や入れ替えの洋服等を持って、通園中の親子の様子です。北京では、公立幼稚園の場合、殆ど3歳以上の幼児が入園でき、私立の場合、2歳半より受け入れるところがあります。費用に関しては、自宅付近の幼稚園を例にすると、保育費(ほぼ750元~950元)プラス食事代(25~30元/日)で1500元/月前後です。英語等を教える高級な幼稚園は毎月3000~5000元かかるところもあります。

 

自宅付近の私立幼稚園の入り口の様子です。幼稚園の場合、一日3食、デザート2回を提供しています。普通、朝7:30から8:00の間、子供を幼稚園まで見送り、午後16:30~17:00の間に子供を出迎えて自宅に連れて帰ります。

天気が熱くなり、西瓜は今、シーズンになっています。公園の中では「大興西瓜」(北京市大興区原産)が良く見られます。3元/500グラムです。ここで買うと、その場で切って貰って食べられますので、とても人気のようです。

 

コロナでマージャン室等への配慮もありますし、また天気も暑いため、住宅団地内でリラックスするお年寄りが増えているようです。下図はトランプのゲームに興じている人たちの様子です。お茶やタバコを持って、半日ここで時間つぶしをする人もいるようです。

以上