【中国1月~5月のサービスアウトソーシング発展状況】

2022年6月16日 商務部HPより)

・中国企業が請け負ったサービスアウトソーシングに関する契約額は7,266億元、実行額は4,663億元で、前年比それぞれ11.9%、14.6%増加した。

・そのうち、中国外からの契約額は4,129億元、実行額は2,639億元で、前年対比それぞれ13.2%、11.1%増加した。

・香港、米国、EU分が占める実行額は、それぞれ601億元、519億元、352億元であり、全体の55.8%を占める。

・RCEP加盟国分が占める実行額は、630億元であり、前年対比8.5%増加。全体の23.9%を占める。

・雇用の観点では、2022年5月末時点において、計1,432万人が業務に従事しており、うち、922万人が大卒以上(64.4%)。 1月~5月での新規従業員は37万人で、前年比4.8%増加。うち、25万人が大卒以上で66.6%を占めている事から今後も増加傾向であることが窺える。

・新聞記者より、5月の貿易額が大幅増加(前年比9.6%)した事の理由を問われた商務部は、「主に輸出企業の生産ライン回復を起点にサプライチェーンの停滞が徐々に緩和されたことが挙げられる。一方で、世界経済の回復や外需の伸びは鈍く、世界銀行の最新報告書によると2022年の世界経済成長率は2.9%に引き下げられました。従って、輸出企業を中心に依然としてコスト、サプライチェーン及び物流等、直面する問題は多い。」と回答した。


(記事原文)

http://www.mofcom.gov.cn/xwfbh/20220616.shtml