(2021年10月21日 商務部HPより)
・2021年10月18日~22日に第7回国連貿易開発会議が開催され、21日に王受文副部長が「持続可能な開発の為の投資」についてスピーチを行った。
・王受文副部長は「目下、 国際的な直接投資が阻害され、新型コロナウイルスにより、多国籍企業のサプライチェーンは地域化、多元化しており、技術者の国際的な移動もできず、多額の投資プロジェクトの導入や実施に悪影響となり、世界的な投資保護主義が懸念され、国際投資の流れを厳格に阻害している。同時に、国際直接投資にも重要な機会があり、カーボンニュートラルは世界中の国々に巨大なグリーン投資の機会をもたらしている」と指摘。
・また、「中国は国内大循環を主体とし、国内と国際の双循環が相互に促進する新しい発展パターンを積極的に構築する。そのために、中国は絶えずネガティブリストを削減し、投資基盤の構築を強化し、対外投資協力を積極的に行い、外資企業に質の高いサービスを提供し、高水準の対外開放を進めることで、開放型経済の新体制を構築する」とした。
・王受文副部長は関係国に対し、安全審査の慣行の一般化や乱用、また新型コロナウイルスを以て投資保護主義や一国主義の理由とすることを避けるように呼びかけ、中国は、開かれた透明性のある非差別的な多国間貿易システムを共同で維持することを提唱し、第12回WTO閣僚会議の成功を積極的に支持する、と述べた。