【中国・シンガポール首脳が電話会談を実施】

2021年10月15日、外交部HPより)

・習近平国家主席とシンガポールのリー・シェンロン首相は10月15日、電話会談を開き、中国とASEANの対話関係樹立から30周年を迎え、今後も両国がハイレベルコミュニケーションを維持し、様々な分野で協力を強化していく事を確認した。

・習主席からは中国は、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の早期発効に取り組み、シンガポールをはじめとするASEAN諸国とより緊密な協力コミュニティを構築する用意がある事を表明。

・リー・シェンロン首相はシンガポールが、中国の新たな発展パターン(ダブル循環による経済発展)の構築に深く関与、協力の質とレベルの持続的な向上を歓迎するとし、デジタル経済やグリーン開発、グリーン金融、気候変動などの分野での実践的な協力を拡大するとした。また、中国がASEANとの関係でより実質的な成果を得る事を促し、中国の包括的かつ先進的な環太平洋パートナーシップ(TPP)協定への参加申請を支持すると表明した。

記事原文)