(2021年9月10日 中国人民銀行HPより)
・中国人民銀行/ 范一飛副行長が中国デジタル金融フォーラムに出席し、 以下のコメントを出した。
・データの管理、共有、応用等の観点から遵守すべきことに触れ、 特にデータ保護の観点から、『データセキュリティ法』や『個人情報保護法』等の法規制を厳格に守る。
・新たなデジタル金融インフラ構築のスピードアップの為、 データセンターの効率化、計算能力の拡張、 通信の高速化等を実現するデータベースを構築する。
・デジタル人民元の普及に向けて、集中管理、統一規則、 偽造防止の実現を前提としたルール作り、技術開発の継続、 生態認証の推進等を行なう。
・ デジタルクレジットは小規模企業や農民等の資金調達モデル構築に 貢献するので、デジタル技術を活用した資金調達の効率化、 人工知能等を活用した資金調達ニーズ把握の正確性向上を図る。
・デジタル金融の推進について、都市と地方の間のギャップ、 年齢、民族等のグループ間のギャップ、 金融機関規模によるギャップの3つのギャップを埋めていき、 あらゆる層がデジタルトランスフォーメーションを加速し効率的な 体制を構築していく。
(記事原文)
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