「上半期の我が国のサービス輸出入総額は2兆3774.4億元」
(2021年8月4日 中央人民政府HPより)
・8月3日に商務部からの聞き取りによると、今年上半期における中国のサービス輸出入総額は2兆3774.4億元で、前年同期比6.7%増。内、サービス輸出は1兆1284.9億元で、23.6%の伸び。輸入は1兆2489.5億元で5%減少。サービス輸出は輸入を上回り、サービス貿易の赤字を2812.5億元減らした。2019年の同期と比べると、サービス輸出入は9%減少し、2年間平均4.6%減少。その中、輸出は20.9%伸び、2年平均で10%伸びた。輸入は25.6%下落し、2年で平均13.8%下落。
・商務部服貿司の責任者によると、今年上半期中国のサービス貿易は良好な成長を維持しており、以下の特色があげられる。
・6月当月はサービス輸出入が著しく増加。特に、運送サービスの輸出は前月比91.3%伸びた。輸入では建築サービスが62.1%増。
・知識集約型サービス貿易の比率が高くなり、輸出分野では個人文化と娯楽サービス、電信コンピュータと情報サービス、知的財産権使用費が、それぞれ37.9%、27.1%、21%の伸び。輸入では分野は金融サービスと知的財産権使用料が、それぞれ25.6%と14.2%伸び。
・旅行サービスの輸出入は引き続き下落。疫病発生の旅行サービスに対する影響は依然として続いている。
・業界関係者によると、研究開発、金融、物流、マーケティング、ブランド等、代表的なサービスで、グローバルバリューチェーンの地位がより顕著となり、世界貿易の中でのシェアが向上。特にデジタル技術の発展は、サービス貿易を大幅に向上させた。将来、サービス貿易はますますわが国の国際協力と競争の優位を育成する重要な推進力になる。