【北京だより】7月16日号

7月15日、北京市大興区のイベント参加(北京中日創新合作発展大会)で大興区を視察しました。今週は大興区の様子等をご紹介します。

まずは大興国際水素エネルギーモデル区の様子です。当モデル区は水素エネルギーの利用を中心としたスマートシティーモデルを建設しています。日本の先進的な水素エネルギーの活用技術を取り入れる予定だそうです。

 

次は北京中日イノベーションタワーの様子をご紹介します。このビルは北京日中イノベーション協同モデル区の入居企業本部の集積地でもあります。建築面積は約4万㎡で、約150社の企業本部の入居が可能です。現在はテナント募集中です。今後、当タワーはモデル区及び大興区、さらに北京市のヘルスケアやデジタル経済等の発展をリードし、日中民間交流の主要な舞台になることを目指しているそうです。

 

北京中日イノベーションタワーの内部の様子です。オフィスビルで、現在、入居している企業がまだ少なく、内装工事はまだ実施されていない部屋が多いようです。

 

当タワーの17階から見た周辺の様子です。建設中のプロジェクトも多いようですが、ショッピングセンター等の商業施設や住宅団地等の生活施設は一応完備されています。

 

次は車から撮影した北京大興国際空港の様子です。北京大興国際空港は2019年に開港し、1年以上の運営を経て、現在の客数は既に順義にある北京首都空港と同等レベルの数量になっているそうです。

最後は車から撮影した大興の自由貿易試験区の入り口の様子です。当自由貿易試験区は「中国(河北)自由貿易試験区」一部です。中国(河北)自由貿易試験区は合計119.97k㎡で、四つのエリアからなり、大興区エリアはその中の一部であります。残りの3つは全部河北省にあります。内、雄安エリアは33.23k㎡、正定エリアは33.29k㎡、曹妃甸エリアは33.48k㎡となっています。

 

以上