【北京だより】6月30日号

今年の7月1日(木)は中国共産党創立100周年の記念日で、中国全土においてざまざまな祝賀行事が開催されます。今週は北京市内の現在の様子や準備活動等を紹介します。

 

6月に入って、数回祝賀行事のリハーサルを行ったようです。下図は6月19日(土)、自宅付近を通過するヘリコプターの隊列です。「100」という数字を描いて飛んでいました。

 

長安街と東単の交差点4つの角においては、「建国」「軍隊建設」「改革開放」「体育」をテーマに、それぞれ立派な花壇が設置されました。ここで記念写真を撮影する観光客も少なくないようです。

 

北京市内では、治安を維持するためのボランティア(定年後のお年寄りが多い)が街角のあちこちで目に入ります。

 

現在、地下鉄やバスはもちろん、王府井大街は長安街周辺に位置しているため、店の営業時間もかなり短縮されたようです。先日行った新華書店は偶々午後2時で営業終了になってしまいました。

 

東単付近でも最近祝賀行事のリハーサルが多く、下図は6月26日(土)、東単路口南で実施しているリハサールの様子です。道が封鎖されて、撮影や中継を担当する人は専門の機材をいっぱい持ってきて、テストをしているようです。

市民の外出などには不便がありますが、北京市においては今回の祝賀行事は最重要な国家行事の一つであり、いよいよ7月1日の本番を迎えることになり、北京市民は楽しみにしています。

以上