【北京だより】6月11日号

先週末、北京駐在の日系専門家のグループの活動で北京市密雲区にある司馬台長城とその麓にある古北水鎮に見学に行きました今週は司馬台長城の景色等を紹介します。

司馬台長城は北京市内より約120km北東にあり、車で約2時間、先ず古北水鎮に着きました。古北水鎮は中国南方の景色を模倣し、人工的に作られた観光地であります。2014年に開業したそうです。

 

古北水鎮で水鎮と長城両方観光できる基本的な入場チケットを購入し(280元/人)、先ずは司馬台長城へ行くロープウエーに乗りました。

 

ロープウエーから降りて、少し段階を登ると雄大な長城が目に入りました。

 

司馬台長城は明代の建築で、八達嶺のような整備されたものではなく、昔のままで険しくて危険です。「原始長城」とも言われています。一部のところでは壁等が崩落し、大人でも通り抜けるのが難しく、「野長城」とも呼ばれています。今回行ったのは割と登りやすいところですが注意しないと危ないです。

長城の上で一時間ぐらい見学し、歩いて下りて、また、ロープウェーで古北水鎮に戻りました。水鎮では民国風の建築物が多く、南方でよく見かける小さな船も多いです。

 

船に乗っている観光客の様子です。遠くには司馬台長城(山の上)も見えます。

 

古北水鎮にはホテルやレストラン、古風の「客桟」(昔のホテル)等様々な施設があります。また、夜になると、ライトショーや京劇ショー等のイベントも沢山開催されているそうですが、時間の関係で、今回は一部しか見学できなくて、残念だったとのことでした。

以上