【中国-欧州連合(EU)経済貿易協力 「第2回中国・中東欧諸国博覧会および国際消費財博覧会 」について】

「中国-欧州連合(EU)経済貿易協力 『第2回中国・中東欧諸国博覧会および国際消費財博覧会 』について」

(2021年5月12日)

・国務院新聞弁公室は5月12日(水)、中国と中東欧諸国の経済・貿易協力イベントである「第2回中国・中東欧諸国博覧会および国際消費財博覧会」(China-CEE Countries Expo and International Consumer Goods Expo)に関する記者会見を実施、商務部副部長の任紅斌氏や浙江省副省長の朱祟久氏などが質問に答えた。

・本博覧会は、中国が、中東欧諸国との経済・貿易の協力モデル構築に取り組むもので、6月8日(火)~11日(金)に浙江省寧波市で開催予定。

・中国と(一帯一路の協力関係にある)中東欧諸国17ケ国とは、2021年第一四半期の貿易額が前年同期比50.2%増(中国の輸入44.7%増)、自動車部品やケミカル・家電製品分野の双方向の投資額は200億米ドル近くまで拡大。また、ハンガリー・セルビア鉄道建設プロジェクトなどへの中国によるインフラ建設支援や、中国-欧州間の海上定期航路など経済取引が活発化。

貿易については産業用中間財が多くを占める電気機械製品が7割以上を占め、中東欧諸国からは自動車部品や電気機器などを輸入、中国からは情報通信製品や携帯電話・自動車部品などの輸出が多いなど相互の取引は補完関係にある。

・斯かる現状下、本博覧会は中東欧諸国からの輸入の潜在力を十分検討し、「( 中国と中東欧諸国 間の経済・貿易協力の)新パターンを構築し、新たなビジネスチャンスを共有する」をテーマに開催するもの。