以下、ご案内文
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■ 日本人駐在員・出張者向けコンプライアンス(ハラスメント)研修
パワハラやセクハラなど、ハラスメント対策が日本では人事管理における重要な課題となっていますが、この状況は中国においても変わりありません。
特に、今年1月1日に中国初の「民法典」が施行され、ここにセクシャルハラスメントに対する企業の防止義務が規定されたこともあり、中国国内外にて非常に注目を集めています。
中国赴任後に、初めて外国人の部下、社員をマネジメントすることになる多くの日本人駐在員にとって、まずは現地の関連法律、制度を知ることが、自身がハラスメントの加害者になってしまうリスクを回避するための第一歩ではないでしょうか。
日本よりも労働者保護の色が強く、また権利意識も高い中国においては、一旦、ハラスメントに関する問題が発生すると、どこまで延焼していくか予想がつかないのも事実です。
今回、日本企業や日本人ビジネスマンの考えを熟知されている、上海開澤法律事務所パートナー弁護士の王穏氏を講師にお迎えし、日本人駐在員・出張者向けコンプライアンス(ハラスメント)研修を開催いたします。
リスクマネジメントの一環として、ぜひ本研修にご参加いただければ幸いです。
【日時】5月18日 (火)
日本時間14:00~16:00
中国時間13:00~15:00
【形式】オンラインセミナー(Zoomウェビナー)
【費用】日本円 人民元 香港ドル
一般 12,000円+税 720元+税 HKD 860
優待B 10,800円+税 650元+税 HKD 780
※日中投促会員様は優待Bの適用となります。
【申込方法】
下記の登録フォームより、必要事項を入力のうえお申し込みください。
※登録項目の姓名は本名をご入力ください(ウェビナー中に表示はされません)
https://zoom.us/webinar/register/WN_FW2KG1RVQjCSaCgDSIxJNw
【講師】上海開澤法律事務所 パートナー弁護士 王穏氏
日本東京大学法学部公法学科卒業、一橋大学大学院経済法・民事法学科修了
1996年に中国弁護士資格試験合格後、日系法律事務所で経験を積み、2004年、上海でパートナー3名の事務所を立ち上げる(開澤法律事務所)。日本で法学教育を受け、日本及び中国の法律事務所にて長年日本の対中投資業務に関与。契約法、労務人事、外商投資、企業M&Aなどに精通。
2005年8月 日本国独立行政法人中小企業基盤整備機構 海外支援アドバイザー登録
【プログラム】
※チャット機能でオンタイム質問をお受けします。
0.はじめに
セミナーの目的、最近話題のニュース
1.中国におけるハラスメント法律法規
(1)セクハラ関連
『中華人民共和国民法典』※2021年1月1日施行
『中華人民共和国 婦女権益保障法』
『刑法』
『女性従業員労働保護に関する特別規定』
(2)パワハラ関連
『中華人民共和国 権利侵害責任法』
『中華人民共和国 労働法』など
2.中国での最近の事例解説
(1)(2)(3)セクハラ的発言・行為、パワハラ的発言、行為
(4)モラハラ的発言
※ハラスメント案件の裁判傾向について
3.ハラスメント意識:日中の違い
4.ハラスメント対策と心得
(1)管理層にできること:通報から調査まで
(2)管理層にできること:普段からの社内整備
5.Q&A
以上