【北京だより】2月26日号

皆様、お久しぶりです。中国の「春節」(旧正月)休みが先週で終わり、人々が地方から北京に戻り、徐々に普段の生活に戻ります。今週では北京の旧正月中の様子などをご紹介いたします。

 

スーパーはまさに「春節」の雰囲気で、赤の灯篭で飾ったり、「恭賀新」、「牛年大吉」、「属你最牛」(あなたがNo1)等、牛と関係あるめでたいスローガンを掲げたりしています。

 

少し小さめの灯篭はかなり人気だそうです。値段もそんなに高くなくて、大体20元から50元あたりで、家に飾っていもいいし、子供たちの玩具にしてもいいです。

 

除夕(大晦日)の前日から、自宅付近の道路は大きい灯篭で飾られ、街路樹はLED等が飾られ、夜になると、「春節」の雰囲気です。

 

地下鉄の構内でも新年の挨拶等を張り付けています。


 

除夕の当日、ほとんどの家庭は新しい「春聯」を扉に貼り付けます。部屋の中は普通赤い「福」を張りつけるのが習慣です。

 

除夕の夜の爆竹と花火の様子です。大気汚染対策で、北京では5環路以内は鳴らすことは禁止ですが、自宅は5環路の外側ですので、夜6時から夜中1時あたりまでずっと鳴らしていました。

 

年明けの初めての日(初一)、普通では親戚、友人等のところに行って、新年挨拶をします。下図はお土産用のイチゴの様子です。イチゴ以外、バナナやミカン、サクランボ等も人気だそうです。今年はコロナで訪問挨拶も減っていて、店が準備したお土産の量も例年より減っているそうです。

以上