【統計データによる経済動向(電力消費は過去最高水準に達し、経済回復の勢いは良好)】

「統計データによる経済動向(電力消費は過去最高水準に達し、経済回復の勢いは良好)
(2020年8月26日 中央人民政府HPより)

・ 8月に入り、電力消費量の新高値を更新。国家開発改革委員会のデータによると、17日の時点で国の1日あたりの発電量は最大で246億キロワット時、前年のピークより6億8600万キロワット高かった また、中国サザンパワーグリッドエネルギー開発研究所のデータによれば、1月から7月にかけて「新インフラ」と密接に関連するハイテク産業、機器製造業は力強く反発し、5月、6月、7月はそれぞれ前年比6.8%、10.7%、10.8%増加し、3ヶ月連続で急成長を遂げた。さらに、ほとんどの消費財製造業界における電力消費の成長率は、国内消費の着実な回復を反映して、マイナスからプラスに転じている。

・エレクトロニクスへの投資は急速に拡大しており、国家エネルギー局によって発表された1月から7月までの全国の電力業界統計によれば、1月から7月までに国の新しく設置された発電容量は、5,409万キロワット(前年比+701万キロワット)に達した。電源プロジェクトへの投資は、2,139億元で前年比51.0%増加。このうち、風力発電は1,112億元の前年比164.0%増加となった。 
・ハイテク産業は電力需要が高く、第2四半期のハイテクおよび機器製造の電力消費量は、前年比で4.6%増加しました。また、7月の自動車製造業の消費電力量は、前年同期比20.3%の増加となり、コンピューター通信をはじめとする電子機器製造業、一般機器製造業、電気機械器具製造業の消費電力量も2桁台を超えた
・さらに、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、IoTなどの新しいテクノロジーに依存するネットワーク情報サービス業界の電力消費量が、前半に前年比27.7%増加。その中でもインターネットデータサービス業界の電力消費量は、オンライン教育やオンライン会議などの新しい方法の急速な普及を反映して、前年比71.6%増加した。