【対外貿易と外国投資のさらなる安定化に関する意見】

対外貿易と外国投資のさらなる安定化に関する意見

(2020年8月12日  中央人民政府HPより)

当該「意見」において、対外貿易と外国投資を安定させるための15の政策措置を提示。主な内容は次の通り。  

・一つは財政、課税、金融の支持拡大。輸出信用保険の役割をより効果的に発揮する等、外国貿易企業の資金調達に対しさまざまな方法で信用補完サポートを提供。再融資、再割引の特別割り当てを中資企業と同様に外資企業にも同様に適用外資のR&Dセンターが優遇政策を享受するため条件緩和。

・二つ目は  国境を越えた電子商取引プラットフォーム、国境を越えた物流開発、海外倉庫建設などをサポートし、貿易総合サービス企業の信用育成を強化。外国貿易のオンラインチャネルを拡大し、中小の貿易会社による市場開拓をサポート、また輸出企業によるより多くの海外買い手とのマッチングを支援。 
・三つ目は通関および人的交流円滑化のレベル向上流行防止要件を厳格に実施することを前提に、関係国との交渉を続け、人的交流を促進する「高速チャネル」を確立し、段階的に国際旅客便の総数を増やし、中国の主要な投資元との民間便数を適度に増やす。
・四つ目は、加工貿易の段階的移転を支援(東部、中央部と西部地域、および北東部地域に共同で建設された多数の加工貿易工業団地を育成)。主要な外資プロジェクトを平等に扱い、土地利用などのサービス保証を増やす。ハイテク企業の管理・サービスの円滑化を促進、ハイテク産業への外国投資を促進。