「李克強首相による記者会見」
（2020年5月28日 中央人民政府HPより）
・第13期全国人民代表大会第3回会議閉幕後、李克強首相による記者会見が行われた。
・新型コロナウイルスへの政策規模が予想より低いとの意見があったが、過剰な政策では意味はなく、適切なタイミングに適切な規模の政策を打ち出すことに意味がある。
・今後、中国は日中韓FTAの推進し、経済の日中韓の経済圏を確立したい。また、環太平洋パートナーシップ協定参加についても積極的に開放的な態度である。
・中国には平均月収1000元が6億人、年金受給者は3億人いるが、貧困脱却に向けて生活保護や失業保障の対象範囲拡大、年金の基準引き上げを行う。
・各国の交流と協力が著しく減少しており、世界経済が更に衰退を防ぐべくサプライチェーンの安定を維持する必要があるが、企業のサプライチェーンの調整については市場原則に従わなければならず、市場原則に背くことはしてはいけない。
