「入国者検疫に向けた防衛線の強化」
(2020年4月10日 税関総署HPより)
・ 中国国内では新型コロナウイルスの感染拡大は抑制してきているが 、中国国外での感染拡大を受け、 税関総署は港湾での入国者対応に重点を移した。
・「科学技術で感染に対抗する」 という習近平国家主席の指示の下、アプリを使用したオンラインでの健康申告制度や、検査設備の充実 を図っている。これらにより、全国の港湾での検査能力は7千人分から17千人分 まで向上した。
・一部の入国者による検疫逃れの現状を受け、3月16日、 税関総局、最高人民法院、最高人民検察院、公安部、司法部は「 国境の健康と検疫を妨げる違法犯罪を処罰する法律に基づく、国境の健康と検疫の更なる強化に関する意見」 を共同で発表し、入国者による虚偽の宣言や状況の隠蔽などの違法行為に対する有罪 判決基準を定めた。